欧州期待の若手オイシン・マーフィが年末初来日へ

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モレイラ騎手が短期免許で来日することで、ルメール、デムーロ騎手との対決が中央開催のG1で見る機会が増えることが予想されます。先日のスプリンターズステークスでは川田騎手、和田騎手、武豊騎手が結果を出して、ひとまず日本人騎手の意地を見せましたが、秋華賞ではルメール騎手が二冠牝馬アーモンドアイ、菊花賞ではデムーロ騎手がエタリオウと、騎乗馬へ人気が集まるのが必至といった状況になっています。

そんな中、今年の年末に欧州のホープ、オイシン・マーフィー騎手の初来日が決まりました。若干23歳と若いため、日本ではまだまだ知名度が低いかもしれませんが、今年ヴィブロスが連覇を期して挑んだドバイターフではベンバトルに騎乗し連覇を阻止し、欧州クラシック路線でもサクソンウォリアーの前に立ちはだかったロアリングライオンの主戦を務め、愛チャンピオンSを制すなど、これまでに3つのG1勝利をあげており、腕は確かなものがありそうです。

今回は12月15日~28日での騎乗を予定しておりますが、日本を気に入ってもらい、今後も来日してもらえるようになれば日本競馬のレベルの向上も更に見込める反面、ますます日本人の特に若手が大舞台に挑む機会が減ってしまう可能性もあり、痛し痒しといったところ。

まだ先の話ですが、有馬記念にも騎乗数する可能性ありということで、短期間にはなりますがどのような騎乗を見せてくれるか、楽しみにしたいです。