JRA有馬記念(2022)のサインは“サッカーW杯アルゼンチン優勝”!推奨馬&消し馬とは?

記事「JRA有馬記念(2022)のサインは“サッカーW杯アルゼンチン優勝”!推奨馬&消し馬とは?」のサムネイル画像

冬型の気圧配置が強まり、いよいよ本格的な冬が到来してきました。今年も終わりに近づいくる中、競馬界ではいよいよ中央競馬の総決算となるグランプリレース「有馬記念」が開催されます。年末最後の“お祭り”的なレースとして楽しむ方も多く、普段競馬をしない人も多く馬券を購入するレースです。

さて、今回も同レースをサイン理論で予想していきたいと思いますが、今回サインとして取り上げたいのは「サッカーW杯アルゼンチン優勝」です。日本時間19日に行われたアルゼンチンvsフランスの決勝戦は、3-3と延長戦でも決着がつかず、PK戦でアルゼンチンがフランスを4-2で下し、36年ぶり3度目の優勝を果たす結果となりました。最後の最後まで目が離せない大盛りあがりの一戦に沸いたファンも多いことでしょう。

連覇がかかっていたフランスにとっては無念の結果となってしまいましたが、「連覇達成ならず」という点が一つとサインだとするなら、昨年の有馬記念の覇者で連覇を狙って参戦する「エフフォーリア」は“危険な人気馬”と認定しても良いかもしれませんね。実際、今年初戦の大阪杯ではまさかの9着に敗れ、続く宝塚記念も見せ場なく6着敗退と、今年に入ってから一気に調子を崩しています。約半年の休養明けということもあり、狙いにくい部分もある1頭です。

フランスからサインを更に探るなら、前走が凱旋門賞だった「タイトルホルダー」と「ディープボンド」の2頭も、フランス帰りという点では警戒したい2頭とも言えるかもしれません。もしくは、前走の天皇賞・秋を制した「イクイノックス」も、フランス人騎手のC.ルメール騎手が騎乗するという点ではサインに当てはまりそうです。

逆に狙ってみたいのは、前走のアルゼンチン共和国杯を制し重賞初制覇を果たした「ブレークアップ」でしょう。アルゼンチンのサッカーW杯優勝がサインだとするなら、この馬しかいないでしょう。「ワールドカップはアルゼンチンを応援しましたよ。有馬記念は世相を反映することもありますからね」と酒井助手がレース後にコメントしたことで、サイン馬として同馬を狙ってみようと考えているファンも少なく無いのではないでしょうか。近2戦は東京コースの長距離戦で連勝していますが、中山コースも【3-1-2-2】と好成績。好位から競馬が出来る先行力はここでも活きそうですし、秋から成長力を見せている同馬の勢いには期待したくなります。

ということで今年の有馬記念は「サッカーW杯アルゼンチン優勝」をサインとし、アルゼンチン共和国杯を制した「ブレークアップ」をサイン馬として有力視したいと思います。また、敗退したフランスをサインとし、フランス繋がりからフランス人騎手のC.ルメール騎手が騎乗する「イクイノックス」、フランス帰りの「タイトルホルダー」と「ディープボンド」、連覇を逃した点から連覇を狙う「エフフォーリア」あたりは逆に警戒してみるという見方をしてみてもよいかもしれません。

今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。