15日（土）に牝馬限定のハンデG3「ターコイズS」が中山競馬場で行われます。牝馬のハンデ戦というだけで荒れそうなイメージがありますが、実際の傾向はどうなのでしょうか。

今回はオープン特別だった頃の2008～2014年の7年間と、重賞として開催された2015～2017年の3年間、計10年間のデータをもとにターコイズSの傾向を探っていきたいと思います。

■人気上位が不振。波乱傾向が強い一戦

「1番人気」は2勝、「2番人気」が1勝のみと上位人気は苦戦しております。「10番人気以下」が6頭と伏兵が好走するケースが多く（2-3-2-51）、配当も過去10年で10万馬券以上が6回、うち100万馬券以上が2回と高配当が飛び出しており、波乱傾向の強い一戦となっております。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「4枠」＆「先行」が好成績

コースは中山競馬場の芝1600mを使用。「4枠」が最多の4勝をあげており、勝率（21.1%）、連対率（31.6%）、複勝率（42.1%）がトップです。脚質は、「先行」が最多の5勝をあげており、3着内の頭数も一番多いです。「逃げ」の勝率（20.0%）、連対率（30.0%）、複勝率（40.0%）がトップで、前が有利な傾向となっております。

該当馬先行馬候補

ミスパンテール
カイザーバル
ハーレムライン
リエノテソーロ
メサルティム
キョウワゼノビア
クリノラホール

■ハンデは「53kg」に注目

ハンデは最多の3勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「53kg」に注目。馬体重は、最多の6勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「-3kg～+3kg」に注目。

■「4歳馬」に注目

年齢は「4歳」が最多の4勝をあげており、勝率（11.1%）、連対率（22.2%）、複勝率（30.6%）がトップです。所属は、7勝している「関東馬」に注目。

■前走が「ユートピアS」だった馬に注目

前走は、最多の3勝をあげている「ユートピアS」に注目。

■騎手は「横山典弘」に注目。

騎手は、唯一2勝をあげている「横山典弘」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。