【アルゼンチン共和国杯】父に続くかゴールドアクター!

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菊花賞3着から半年以上休養し、復帰から連勝を続け今週のアルゼンチン共和国杯での人気が予想されるゴールドアクター。父スクリーンヒーローはこのレースを勝ってその勢いのままジャパンカップまで制覇しましたが、おじいさんのグラスワンダーはこのレース1番人気に支持されるも馬券に絡めず敗退しました。ゴールドアクターにとって、どちらの血が影響するかは当日のお楽しみにはなりますが、母の父キョウワアリシバという渋い血統背景といい、今年はモーリスともどもスクリーンヒーローの当たり年ではないかと思っています。

ゴールドアクターの鞍上は蛯名正義、石橋脩、そして吉田隼人という変遷をたどります。厩舎のカラーもあってか外国人騎手やリーディング上位の関西の騎手が乗っていません。石橋騎手、吉田隼人騎手とも関東ではもう若手というよりはベテランの域に入りつつあります。とはいえ、騎乗馬に恵まれていたらもう少しやれる騎手たちだと個人的には思っています。

そういう意味で、もし今回勝ってG1になったらリーディング上位騎手にあっさり乗り替わり、というのだけはやめてほしい。いろんな騎手がいろんな競馬をするのが楽しいのであって、毎週毎週上位5,6人が交互に勝つようでは見ているほうも面白くありません。

もちろん今回勝てなければ年内のG1挑戦はおそらく難しいでしょうけれど、菊花賞から半年以上休養していた馬なので余力十分なはずです。前走で負かしたサムソンズプライドはダービーにまで駒を進めた馬。準OPとはいえ楽なメンバーだったという印象はありません。アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ということもあり相手探しが難しいこともあり、単勝で厚く、熱く応援したい馬です。