18日の阪神土曜メインは3歳マイル重賞の「アーリントンC」です。2018年に開催時期が2月から4月に移行し、NHKマイルCの前哨戦としてリニューアルされた同レース。今回は、2月に施行されていたアーリントンCを含んだ過去10年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■「9～12番人気」の伏兵に注意、波乱傾向強め

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。ただ、「2番人気」は1勝のみで、「3番人気」は0勝と1番人気以外の上位人気は信頼度がそこまで高くありません。下位人気を見ますと「9～12番人気」が3着内が5回と多く（2-2-1-31）、穴馬の好走が目立ちます。3連単の配当も高額配当が多く、昨年は136万馬券の超高額配当も飛び出しております。波乱傾向は強めの一戦と言ってよいでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」が不振＆「逃げ馬」が好成績

コースは阪神の芝1600mを使用。枠は「6枠」と「8枠」が3勝ずつを挙げており、勝利数と連対数が最多タイとなっています。「1～3枠」からは勝ち馬が出ておらず、内枠が不振です。勝ち馬は真ん中よりも外から出やすい傾向となっています。

脚質は「差し・追い込み」が多く、後方から進める馬が中心となります。ただ、「逃げ」は3勝3着2回で複勝率は50%と好走率は高めです。差し・追い込み勢が中心も、逃げ馬候補は抑えておいた方がよさそうです。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-9～-4kg」に注目です。

■前走レースが「シンザン記念」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「シンザン記念」に注目です。前走着順は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

■騎手は「浜中俊」に注目

騎手は「浜中俊」と「M.デムーロ」の2名の騎手が2勝ずつを挙げておりますが、今年はM.デムーロ騎手の騎乗予定がないため、浜中俊騎手に注目したいと思います。