【皐月賞2020】サインは“うちで踊ろう”?推奨サイン馬1頭とは?

いよいよ今年も牡馬クラシック戦線が開幕。今年は無観客競馬での開催となるが、現在の状況を考えると自宅で楽しめる娯楽の一つとして重宝したいイベントだ。

さて、今回はサイン理論で牡馬クラシックの第一弾となる「皐月賞」を予想していきたい。時事ネタや世相は「コロナ」一色となっているが、今回はコロナ自体をサインとせず、コロナの影響で広がったムーブメントに着目したいと思う。

最近トレンドとなっているのは日本の有名歌手・俳優の星野源さんがSNSで発信した「うちで踊ろう」という楽曲だ。この曲に芸能人や色々な人々が自分流に曲をミックスしたり、コーラスをしたり、ダンスをつけたりしてアレンジする流れが生まれ、首相の安倍総理がこの楽曲に合わせてSNSで動画を投稿したことで一気にこのムーブメントが広まった。

「楽曲のコラボ動画」がサインだとするなら、サイン馬は狂詩曲(きょうしきょく)という意味の名前を持つ「マイラプソディ」で間違いないだろう。

19世紀初めから器楽曲の標題に用いられるようになり、形式は決まっておらず、楽器や演奏形態も自由となっている。民族的、叙事的または愛国的な内容を表現した音楽で、民族音楽など既成のメロディーを引用したり、異なる曲調をメドレーのようにつなげて構成することが多い。

「うちで踊ろう」という楽曲を起点に音楽だけでなく動画というアレンジも加わりコラボされていくムーブメントは、まさに21世紀の狂詩曲と言って良いだろう。

ということで、今年の皐月賞はコロナの影響で広まった一大ムーブメントの「うちで踊ろうコラボ」をサインとし、狂詩曲という名前が由来となっている馬「マイラプソディ」をサイン馬として本命視したいと思う。