【JRA日本ダービー予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

競馬の祭典「日本ダービー」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

エフフォーリア（牡3、鹿戸雄一厩舎）

5/26（水）美浦・南W（良）5F66.3－4F51.2－3F38.3－1F11.9（馬なり）

横山武史騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬ファビュラスノヴァを内に、ヴィアメントを外に置き、3頭併せの真ん中に入るかたちで追われ、内のファビュラスノヴァに1馬身、外のヴィアメントに1馬身半先着しました。直線は真ん中でギリギリまで我慢させ、抜け出してからは流すかたちでもラスト1Fは11秒8としっかり鋭く伸びています。1週前は横山武史騎手を背に南Wで3頭併せを行い、ここでは最内から伸びて5F69.0－1F12.0をマークして併入と、併せ馬を中心とした追い切りを消化してきました。並びかける脚は速く、挟まれても我慢ができており、手応えの良さや時計も申し分ありません。万全の仕上がりと言ってよさそうです。

シャフリヤール（牡3、藤原英昭厩舎）

5/26（水）栗東・坂路（良）4F54.4－3F39.7－2F25.4－1F12.1（馬なり）

福永祐一騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬サトノシリウスを2馬身追走し、直線は内から手綱を動かさずに並びかけ、一杯に追われる相手に馬なりで1馬身前へ出てそのまま先着しました。1週前は福永騎手を背にCWで2頭併せを行い、強めに追われて6F83.5－1F11.7をマークし、併せたサトノシリウスに1馬身先着。先週は水分の多い馬場でも鋭い切れ味を見せて負荷をかけ、最終は馬なりで相手を軽やかに突き放す好内容の追い切りを消化。態勢は十分に整っていると見てよさそうです。

タイトルホルダー（牡3、栗田徹厩舎）

5/26（水）美浦・南W（良）5F66.5－4F51.2－3F37.8－1F12.0（馬なり）

田辺裕信騎手を背に美浦の南Wで単走。馬場の真ん中を軽快に駆け抜け、直線促されてラスト1Fは12.0と鋭く伸びました。馬なりでも直線は高い集中力を持って伸びており、折り合いも終始スムーズでした。1週前は田辺騎手を背に南Wで併せ馬を行い、先行2頭を見ながら長めに追われて5F66.0－1F12.3をマーク。息を整えるためにかなり長めから追われており、見た目以上に負荷がかけられましたが、脚捌きや動きは軽快で、直線もブレがなく真っ直ぐに走れています。皐月賞激走後の疲れが懸念でしたが、依然好調域にあると見てよさそうです。