阪神競馬の重賞フィナーレを飾るのは、マイル路線の馬とスプリント路線の馬が激突するスプリントG2「阪神カップ」です。1着賞金6700万円という高額な賞金とG2ながら定量戦という条件から豪華なメンバーが集まりやすく、"スーパーG2"とも呼ばれる阪神カップ。2006年に設立された比較的新しい重賞ですが、一体どんな傾向があるのか？今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に阪神カップの傾向を探っていきたいと思います。

■1番人気不振、波乱傾向が強い一戦

「1番人気」は1勝のみで複勝率も30.0%と不振。「8番人気」が最多の3勝をあげ、「5番人気」と「7番人気」がいずれも複勝率（50.0%）でトップとなっており、人気薄の激走が多い傾向となっております。3連単の配当も過去10回中7回が10万馬券以上となっており、波乱傾向が強い一戦となっております。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「7枠」＆「差し馬」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1400mを使用。「7枠」が最多の4勝をあげており、連対率（29.8%）と複勝率（37.0%）がトップ。最多の3勝をあげている「1枠」が勝率（15.0%）ではトップです。脚質は、「差し馬」が6勝しており、3着内の頭数も一番多いです。

該当馬差し馬候補

サトノアレス
ケイアイノーテック
ワントゥワン
レッドファルクス
ダイメイフジ
スターオブペルシャ
カルヴァリオ

■馬体重は「+4kg～+9kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげている「+4kg～+9kg」に注目。

■年齢は「6歳馬」に注目

年齢は最多の4勝をあげている「6歳馬」に注目。性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」は3着内が0頭で割り引き。所属は「関東馬」が8勝をあげており好成績。

■前走が「マイルCS」だった馬に注目

前走は最多の4勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「マイルCS」に注目。前走着順は「10着以下」だった馬も2勝、2着6回と巻き返しており、前走で大敗した馬も注意が必要。

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は2勝をあげ、3着内の回数が一番多い「M.デムーロ」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。