今週は阪神競馬場で障害G2の「阪神スプリングジャンプ」が開催。春の訪れを告げる障害レースでもあり、4月に行われるG1中山グランドジャンプへのステップレースという位置付けでもある重要な一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに阪神スプリングジャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」が堅実

人気は、「1・2番人気」が3勝ずつを挙げており、連対数は「1番人気」、3着内の回数は「2番人気」が最多となっております。「1・2番人気」は堅実です。「11・12番人気」が3着1回ずつ入着しており稀に穴馬が3着に絡みますが、基本的には堅実に決着する傾向にあります。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「8枠」＆「先行馬」が好成績

コースは阪神競馬場の障害3900mを使用。枠は、「8枠」が最多の4勝を挙げており、勝率は断トツです。「6枠」も1～3着に2回ずつ入着しており、外めの枠が好走しております。

脚質は、「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内に入った延べ30頭中19頭が「先行」した馬で、前で競馬をする馬が中心となります。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-9～-4kg」に注目です。

■勝ち馬は「6歳以上」

年齢は、「6歳」「7歳」「8歳以上」の馬が3勝ずつを挙げており、成績に大きな差はありません。勝ち馬は「6歳以上」から出やすく、「5歳以下」は割り引いて考えて良さそうです。

■前走レースが「中山大障害」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「中山大障害」に注目です。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

■騎手は「石神深一」に注目

騎手は「江田勇亮」と「石神深一」の2名の騎手が2勝ずつを挙げておりますが、今年は江田騎手の騎乗予定がないため、石神騎手に注目したいと思います。