平安ステークス(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

京都競馬の土曜メインは京都の名物ダート重賞「平安ステークス」です。2013年に1800mから1900mへと距離が変更になり、施行時期も1月から5月に移されました。今回は条件が変わった2013年以降の過去7年間のデータをもとに平安ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は堅実も、人気薄の好走も目立つ

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。ただ、「2・3番人気」は勝利数が0回となっており、1番人気以外の上位人気の勝率は低めです。「7番人気」と「12番人気」が1・2着に1回ずつに入着するなど、人気薄の好走も目立っています。3連単は過去7年で10万馬券以上が4回と多く、146万馬券と高額配当も飛び出しているので、波乱の結末も想定しながら予想したほうが良さそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「5枠」＆「逃げ・先行」が好成績

コースは京都競馬場のダート1900mを使用。枠は「5枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。勝率ベースでは「5枠」が断トツですが、それ以外は大きな偏りは見られず、内外の有利不利は少なめです。

脚質は「逃げ」と「先行」が3勝ずつを挙げており、勝ち馬は前で競馬をする馬から出やすい傾向となっています。京都のダート1900mはコーナーを4つ回る小回りコースで、最後の直線は約329mと短めな上に平坦な為、逃げ・先行が有利になりやすくなる特徴があります。こうしたコース形態も、逃げ・先行馬が好走している要因の一つと考えられます。

■馬体重の増減が「+4～+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げている「+4～+9kg」に注目です。

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は、勝ち馬は7頭全てが「牡馬」となっており、「牡馬」が中心となります。所属は、3着内に入着した21頭全てが「栗東」の所属馬となっており、関西馬が中心となります。

■前走レースはフラットな傾向

前走レースは、「アンタレスS」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多ですが、今年はアンタレスSから来る馬がおりません。その他のレースには傾向らしい傾向は見られないため、前走レースはそこまで気にしなくて良さそうです。

前走着順は、勝ち馬7頭中5頭が前走で「2着以内」に好走していた馬でした。勝ち馬は前走で連対した馬から狙うのが良さそうです。

■騎手はフラットな傾向

騎手は「川田将雅」騎手が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手については傾向らしい傾向は見られないので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

※現役騎手のみを表示しております。