京成杯（2020）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

今週は皐月賞と同じ舞台で行われる重賞「京成杯」が中山競馬場で開催されます。キャリアの少ない明け3歳の重賞ということで力関係の比較が難しい一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに京成杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。勝ち馬は10頭中9頭が「5番人気以内」の馬となっております。「10番人気以下」が0回となっており大穴は絡みませんが、「7番人気」が複勝率50%と好成績を挙げており、人気薄を狙うなら「7番人気」までが良さそうです。配当も大人しい配当が多く、堅実決着傾向が強いレースと言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」が好成績、脚質はどのタイプもチャンスあり

コースは中山競馬場の芝2000mを使用。枠は「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。「5枠」と「6枠」も2勝ずつを挙げており、比較的外目の枠の好走が目立っております。

脚質は「先行」と「差し」が5勝ずつを挙げており、「追い込み」も勝利数こそ0回ですが2・3着にはよく絡んでおり、全体的にどの脚質も満遍なく来ております。中山の2000mは最初のコーナーまでの距離が長いですが、1コーナーでペースが落ち着くのでスローになりやすく、最後の直線も短く先行馬の有利が際立ちそうですが、坂を二度こえるため最後は先行勢がバテるケースも少なくありません。どの脚質の馬にもチャンスはあると考えた方が良さそうです。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■前走レースが「エリカ賞」だった馬に注目

前走レースは「葉牡丹賞」と「エリカ賞」が2勝ずつを挙げておりますが、今年は葉牡丹賞から参戦する馬がいないため、「エリカ賞」に注目したいと思います。前走着順は最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

※ホープフルSはG1昇格前のレースも含む

■騎手は「田辺裕信」に注目

騎手は唯一2勝を挙げている「田辺裕信」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。