【小倉記念2021予想】期待馬モズナガレボシ、産駒初重賞制覇へ！

今週からは小倉競馬が開幕。日曜メインはG3「小倉記念」です。今週に入ってから前線の影響で九州地方では大雨が続いていますので、被害が起こることがなく、皆が競馬を楽しめる週末となってほしいですね。

さて、昨年の小倉記念は長岡騎手がアールスターとのコンビで初重賞制覇を果たし盛り上がりを見せましたが、今年は昨年と比べて出走頭数が10頭と寂しいところ。メンバーには連覇を目指すべく出走してアールスターに加え、サートゥルナーリア世代の3強と言われたヴェロックス、取引価格2億8千万を超えてデビューから大注目されていたスーパーフェザー、前走エプソムCでヴェロックスに先着しているファルコニア、同じレースで差のない競馬をしたヒュミドール、ここ2戦連続G3で馬券に絡んでいるショウナンバルディなど好メンバーが揃いました。

そんな中で注目しているのは、グランプリボス産駒のモズナガレボシです。馬主さんは近年G1でも見かける「モズ」の冠名のキャピタル・システムで、安田記念とフェブラリーSのマイル芝ダートの両G1を制したモズアスコットや、快速馬モズスーパーフレア、今年の大阪杯で2着になったモズベッロなど活躍馬が多数でてきています。

グランプリボス産駒というのが渋いところですが、もともとグランプリボスの馬主さんなので当然と言えば当然。モズナガレボシの兄弟は他に3頭いますが、自身含めて全4頭が父グランプリボスということで、かなりこの血統への期待値が高いことがわかります。

近走は3勝クラスになってからのここ4戦、3着、2着、5着、3着と悪くはないものの、勝ち切れないレースが続いています。これまで外国人騎手はおろか、トップジョッキーと言えるような騎手は一度も騎乗していませんでしたが、初重賞となる今回はリーディング4位の松山騎手に乗り替わりとここへ来て名手獲得と期待が高まります。ハンデは53kgとこれまでの最軽量タイで、1戦1勝の小倉競馬場ということで好条件が揃っています。

グランプリボス産駒はまだ重賞未勝利なので、グランプリボスに思い入れのある馬主さんとしては、今回の小倉記念こそ！と期待していることでしょう。ということで今年の小倉記念は、期待馬モズナガレボシが産駒初重賞を飾ってくれることに期待して応援したいと思います。