【稲妻S予想2021】ワンモアバイト、恵まれた斤量で格上挑戦
トリッキーなコース設計、かつハンデ戦となると波乱を期待したくなるのが、土曜新潟メインレースに組まれている3勝クラスの特別戦「稲妻ステークス」です。直千コースに出走馬16頭と、コース取りも注目となります。
外ラチぞいに馬群が殺到するイメージがありますが、アイビスサマーダッシュでは鬼門ともいえる内ラチ沿いを逃げて粘った人気薄のバカラクイーンの例もあるだけに、各ジョッキーの思惑も含め予想し甲斐のあるレースとなりそうです。
人気薄の中で台頭を期待したいのが、舞台設定が合うロードカナロア産駒の6歳牝馬ワンモアバイトです。美浦・武井厩舎の管理馬で、船橋競馬から勝ち上がっての中央復帰馬です。
2勝クラスを勝ち切っていないため格下馬となりますが、3戦連続で直千を選択し、近2戦は二桁着順惨敗となっていますが、緒戦となった3走前の邁進特別では追い込んで3着に食い込んでおり、追い込み脚質だけに展開待ちな側面が強いものの、ハマればキレる脚の持ち主です。
格下ということもあり、51kgの軽ハンデで出走できるのも魅力です。永野騎手との新コンビで存在感を見せつけられるか注目したいと思います。