重賞3勝のフェブランシェが引退、北海道で繁殖入りへ
公開: 2026/02/03 17:24

25年スパーキングレディーカップを制したフェブランシェ(牝6、藤田輝厩舎)が現役を引退することが決まった。3日、所有するキャロットクラブが発表した。近日中に競走馬登録を抹消し、北海道で繁殖入りする予定である。
フェブランシェは22年夏に美浦・黒岩厩舎からデビュー。中央でキャリアを積んだのち、24年秋の錦秋S・6着を最後に大井へ移籍した。環境が変わってから本格化を遂げ、同年末の東京シンデレラマイルで重賞初制覇。勢いは止まらず、25年しらさぎ賞、そしてスパーキングレディーカップと重賞を3勝し、ダート牝馬路線の主役級へと駆け上がった。
25年秋にはブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント出走を目標に渡米。しかし現地で右前脚のさばきに違和感が見つかり、無念の出走取り消しとなった。世界の舞台で力を示す機会は幻に終わったが、その挑戦は陣営の大きな決断でもあった。
通算成績は18戦6勝。ラストランは今月1日の根岸ステークスで12着だった。中央・地方をまたいで重賞戦線を盛り上げた実力牝馬が、今後は母として新たな血をつないでいくことになる。競走生活で示したスピードと勝負根性が、次世代へ受け継がれることに期待が集まる。

