NHKマイルCのトライアル「ニュージランドT」が6日、中山競馬場で行われます。昨年は1,2番人気が連対する堅実な決着でしたが、一昨年は12番人気のジョーストリクトリが優勝し、その前は14番人気と12番人気が2,3着に食い込むなど、近年では波乱傾向が強い一戦として定着しております。今回は過去10年間のデータをもとにニュージランドTの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気は堅実も、穴馬の好走も目立つ

人気は、「1番人気」が最多の4勝を挙げ、複勝率も70%とまずまず。3勝を挙げている「2番人気」も複勝率60%で、上位は好成績。しかし、「12番人気」が2勝を挙げ（2-0-2-6）、単勝オッズ「50倍以上」の馬が5頭も馬券に絡むなど（2-1-2-50）、穴馬の好走も少なくありません。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「3枠」＆「先行馬」が好成績

枠番は、最多の4勝を挙げている「3枠」が勝率（22.2%）、連対率（27.8%）、複勝率（44.4%）の全てでトップです。「1枠」は3着内が0頭で不振傾向。脚質は、最多の5勝を挙げている「先行馬」が勝率（14.7%）、連対率（20.6%）、複勝率（35.3%）の全てでトップです。

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、阪神競馬場で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。

該当馬先行馬候補

メイショウショウブ
グラナタス
コスモカレンドゥラ
ココフィーユ
ワイドファラオ
ダイシンインディー
エリーバラード

■馬体重は「-19kg～-10kg」に注目

馬体重は、3勝を挙げ、勝率（20%）、連対率（26.7%）、複勝率（26.7%）の全てでトップの「-19kg～-10kg」に注目。

■「関西所属の牡馬」が中心

性別は、「牡馬」が中心で、「牝馬」で馬券に絡んだのは2016年のエクラミレネール・3着（12番人気）と、2014年のベルルミエール・3着（8番人気）の2頭のみで、いずれも人気薄でした。所属は、8勝を挙げている「関西馬」が優勢です。

■前走が「ファルコンS」だった馬に注目

前走は、3勝を挙げ、3着内の回数が最多の「ファルコンS」に注目。前走着順は、2勝を挙げている「5着馬」が、勝率（28.6%）、連対率（28.6%）でトップで、勝ち馬も「4着以下」から6頭も出ており、前走敗退から巻き返してくる馬が目立ちます。

■騎手は「横山典弘」＆「池添謙一」に注目

騎手は、2勝以上挙げている騎手はおらず、1勝2着1回の「横山典弘」と「池添謙一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。