いよいよ今年もクラシックシーズン到来。牝馬のクラシック第一弾「桜花賞」が7日、阪神競馬場で行われます。昨年は1～3番人気が3着内を独占する順当な決着でしたが、一昨年は8番人気の伏兵馬レーヌミノルが優勝し、一昨年は5番人気のレッツゴードンキが逃げ切って優勝。2008年には700万馬券という超高額馬券が飛び出すなど、波乱の決着が多いG1でもあります。今回は過去10年間のデータをもとに桜花賞の傾向を探っていきたいと思います。

■単勝オッズ「3.0～4.9倍」は連対率100%

人気は「1番人気」と「2番人気」が最多の3勝ずつを挙げており、「2番人気」は連対率と複勝率がいずれも70%と好成績です。単勝オッズが「3.0～4.9倍」の馬は連対率が100%となっており、1倍台や2倍台に推された人気馬よりも信頼度は上です。また、「9番人気以下」は連対馬が0頭で、3着も2頭のみと少なく、大穴が絡むケースは稀です。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「5枠」＆「追い込み馬」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠番は、「5枠」が最多の4勝を挙げており、勝率（20%）、連対率（20%）、複勝率（40%）の全てでトップです。「2枠」は3着内が0頭で不振傾向に。3着内に入った述べ30頭中22頭が5枠より外の枠だった馬で、外枠の好走が目立っております。脚質は、「追い込み馬」が最多の5勝を挙げており、勝率（10.6%）と複勝率（25.5%）がトップです。3着内に入った30頭中23頭が「差し・追い込み馬」でした。

該当馬追い込み馬候補

ビーチサンバ
シェーングランツ
シゲルピンクダイヤ
アクアミラビリス
ルガールカルム
フィリアプーラ
フィリアプーラ
ホウオウカトリーヌ
シャドウディーヴァ

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は、最多の4勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-3kg～+3kg」に注目。

■「関西馬」が好成績

所属は、7勝を挙げ、3着内の回数も多い「関西馬」が優勢です。

■前走が「チューリップ賞」だった馬に注目

前走は、7勝を挙げている「チューリップ賞」が中心となります。前走着順は、最多の4勝を挙げている「1着馬」に注目。勝ち馬は全て前走が「4着以上」だった馬でした。

※G3のチューリップ賞含む。チューリップ賞は2018年にG2に昇格。

■騎手は「岩田康誠」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「岩田康誠」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。