15日（日）の阪神メインは秋華賞トライアルの3歳G2「ローズステークス」です。過去10年では、毎年ローズS組が秋華賞で馬券圏内に好走しており、今年も秋の大一番に向けて注目のステップレースとなります。今回は過去10年間のデータをもとにローズSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」以外の上位人気が不振、波乱傾向は強め

人気は、「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝率（40%）・連対率（60%）・複勝率（60%）の全てがトップです。1番人気はまずまずですが、「2番人気」は1勝、「3番人気」は連対数が0回となっており、1番人気以外の上位人気が不振です。「10番人気以下」からは勝ち馬こそ出ておりませんが、2・3着に3回ずつ入着しており、下位人気の好走が目立っております。3連単の配当は10回中7回が10万馬券以上となっており、波乱傾向は強めのレースとなっております。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「7枠」＆「差し」に注目

コースは阪神競馬場の芝1800mを使用。枠番は、「5枠」と「7枠」が最多の2勝ずつを挙げており、「7枠」が連対数と3着内の回数が最多です。好走率ベースでは、「5枠」が勝率（10.5%）がトップで、「7枠」が連対率（21.7％）と複勝率（34.8%）がトップです。勝率と連対率においては外枠が好成績で、とくに7枠が好成績です。

脚質は、「先行」と「差し」が4勝ずつを挙げており、「差し」が連対数と3着内の回数が最多となっております。好走率ベースでは、「先行」が勝率（11.1%）がトップで、「逃げ」が連対率（20%）と複勝率（30%）がトップです。ただ、数では「差し」が多く、好走率も決して低くはないので、ここでは「差し」に注目です。

■馬体重の増減が「+4～+9kg」の馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、連多数と3着内の回数が最多の「+4～+9kg」に注目です。

■前走レースが「優駿牝馬（オークス）」だった馬に注目

前走レースは、8勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「優駿牝馬（オークス）」に注目です。前走着順は、5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着馬」に注目です。

■騎手は「岩田康誠」、「池添謙一」、「C.ルメール」に注目

騎手は、抜けて好成績を挙げている騎手はおらず、今回は最多の2勝ずつを挙げている「岩田康誠」、「池添謙一」、「C.ルメール」の3名の騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。