19日水曜日には今年からJpn1に昇格した、上半期のダート短距離王決定戦「さきたま杯」が浦和競馬場で開催されます。

昇格により秋のJBCスプリントと双璧をなす形でハイレベルなレースが期待でき、今年は早速ドバイ遠征から帰国初戦を迎える地方年度代表馬のイグナイターと、同じくサウジ遠征から復帰初戦となる中央のダート王者レモンポップが激突します。

さらに今年のかしわ記念を制し勢いに乗るシャマルや、前走の黒船賞では断然の1番人気支持を受けながらまさかの二桁着順敗退となったサンライズホークも、今回は得意距離ということもあり相手関係は大幅に強化されますが立て直しができていれば惑星といえる1頭です。

またフェブラリーステークス4着、かしわ記念2着と豪脚が魅力のタガノビューティーも参戦を予定しており、前にも後ろにも魅力ある馬たちが参戦する面白いレースとなりそうです。

上位人気勢にG1馬やJpn1で実績を残している馬が多いこともあり、過度な穴狙いは禁物かもしれませんが、一発なら中央から参戦するバスラットレオンになりそうです。

ここ数戦は芝マイルやダート1200mと試行錯誤を繰り返している様子ですが、逃げがハマれば大きな舞台でも勝ち負けしてきた馬だけに、すんなり先行できれば後ろがけん制している間にあれよあれよの逃げ切りもあるかもしれません。