2020年も気付けばもう8月。今週はサマーマイルシリーズの第2戦「関屋記念」が新潟競馬場で行われます。11月のマイルチャンピオンシップといった秋のビッグレースにも繋がる重要な一戦で、1,600m前後の距離が得意な面々が集まっているという印象をうけます。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに関屋記念の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実、堅実に決着する傾向

「1番人気」と「4番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「1番人気」が最多となっています。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着が1回のみとなっており、「7番人気以下」まで人気を上げても3着内は5頭のみとなっており、穴馬はあまり絡みません。比較的堅実に決着する傾向にあります。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「逃げ」が好成績

コースは新潟競馬場の芝1600mを使用。枠は「7枠」が最多の5勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、連対数と3着内の回数は「7枠」と「8枠」が最多タイとなっており、外枠の好走率が高めです。

脚質は「逃げ」「先行」「差し」が3勝ずつを挙げており、どの脚質もまんべんなく好走しています。好走率ベースでは「逃げ」が複勝率40％と高く、逃げ候補の馬は警戒しておいた方が良さそうです。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「5歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は「牡馬」が8勝を挙げており勝ち馬は「牡馬」が多いですが、「牝馬」も3着内は8頭と少なくないので、性別はそこまで気にしなくても良さそうです。所属は「美浦」が6勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

■前走レースが「中京記念」だった馬に注目

前走レースは、唯一2勝を挙げている「中京記念」に注目です。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「6着以下」に敗れた馬も3着内の回数は10回と少なくないので、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分に警戒した方が良さそうです。

■騎手は「北村宏司」に注目

騎手は、唯一3勝を挙げている「北村宏司」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。