ウサギノカケアシ、第二の馬生を千葉県成田市でスタート

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競馬ファンに根強い人気を誇る毛色である「芦毛」。本物のアルビノである白毛と比べるとやはり異なるものの、それでも古くはオグリキャップやタマモクロス、最近ではゴールドシップといった人気馬がいました。

そして、どれだけ人気を得たに関わらずどんな競走馬であれ、やがて引退は訪れます。セカンドキャリアとして代表的なのはやはり繁殖入り、ついで乗馬などが挙げられるのではないでしょうか。

今回紹介するのは先述のような時代を牽引するほどの活躍をした馬ではありませんが、現役時代には「うーたん」「うさかけ」といったあだ名で呼ばれ人気を博したウサギノカケアシについてです。

父はアサクサデンエン、母の父はクロフネの血統で1000万条件を勝利することなく2勝馬クラスのまま今年5月のレースを最後に引退となりましたが、紫のメンコが映える芦毛馬でした。

現在は去勢手術を経て千葉県成田市の“成田ゆめ牧場”にて乗馬としてセカンドキャリアをスタートしました。牧場への到着の様子が公式Twitterアカウントや産経新聞の千葉県版で紹介されるなど、地元からの歓迎ムードも高まっているようです。

気付けば今年も7月になり、暦の上では後半戦へと突入しましたが、子どもたちにとってはこれから夏休みという大きなイベントを控えたシーズンになります。非日常を味わうという意味では「乗馬」という選択肢もレジャーの一つとして好評でもあります。

都内からであればドライブがてら行ける距離でもあるため、競馬好きなものの家族の理解が中々得られないとお悩みのお父様方にはぜひおすすめしたいスポットです。