アドマイヤデウス靭帯損傷、コーフィールドCは回避

今年の4月に天皇賞春で4着に入着し、8月にオーストラリアへ移籍したアドマイヤデウス(牡6、D.ウィアー厩舎)が、靭帯を損傷し、予断を許さない状況となっていることが現地メディアの「RACING.COM」で明らかになりました。

アドマイヤデウスは移籍後は21日にコーフィールド競馬場にて開催されるコーフィールドカップ(豪G1)に向けて調整が行われておりました。同サイトによると、火曜日の朝に併せ馬を行った際に、ゴール手前100mあたりで急に失速し「脚が折れたように見えた」と報じました。

診断の結果、骨折はしていなかったものの、靭帯を損傷していることが判明。状態は極めて深刻で「第一指骨と第二指骨の関節部分が地面に近くなっている状態」とサイトでは紹介。第一指骨から下部分が全く機能していないことを表しており、状況の重篤さが伝えられております。

予定していたコーフィールドカップは当然のことながら回避。この後は11月に開催されるメルボルンカップ(豪G1)を大目標においておりましたが、復帰は絶望的な状況です。現在は現地で懸命な治療が行われており、さらなる情報を待っているといった状態にあります。