東京競馬の土曜メインは阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦「アルテミスステークス」です。今年で第9回目と歴は長くありませんが、過去の好走馬は本番の阪神ジュベナイルフィリーズや翌年の牝馬クラシックでも活躍しており、“出世レース”として注目度の高い一戦となっております。今回は過去8年間のデータをもとにスワンステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■人気薄の好走に警戒

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。下位人気を見ますと「10番人気以下」は1～3着が1回ずつと決して多くはありませんが、「5番人気」が3着3回、「6番人気」が1～3着に1回ずつ入着しており、中穴クラスの馬はよく絡みます。「9番人気」や「11番人気」の勝利もあるので、伏兵馬の台頭にも十分警戒しておく必要がありそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「差し・追い込み」が好成績

コースは東京の芝1600mを使用。枠は「8枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。大外枠が好走傾向にあります。脚質は「差し」と「追い込み」が最多タイの3勝を挙げており、中団から後方で進めた馬が好走傾向にあります。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の3勝を挙げている「-9～-4kg」に注目。

■前走レースが「未勝利」だった馬が中心

前走が「未勝利」だった馬が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多です。ほとんどが新馬戦と未勝利戦を勝ち上がってきた馬のため、前走着順は「1着馬」がほとんどです。

■騎手は「田辺裕信」に注目

騎手は「田辺裕信」と「武豊」の2名が2勝ずつを挙げています。しかし、今年は武豊騎手の騎乗予定がありませんので、騎乗予定のある田辺騎手に注目したいと思います。

※現役騎手のみを表示しております。