ダートのハンデG3「シリウスS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

テーオーパスワード（牡4、高柳大輔厩舎）

9/24（水）栗東・坂路（良）4F53.5－3F38.6－2F24.9－1F12.0（馬なり）

栗東坂路で単走。馬場の真ん中から軽めに追われ、しまい軽く促されるとラスト1F12.0をマークしてゴールしました。1週前も坂路を単走で追われ、4F51.9の好時計をマーク。自己3番目に速い時計で、この馬としては速い時計をマーク。中3週のローテーションということで調整程度の範囲内に収めてはいますが、集中力は高く、楽に好時計をマークできていることから好調と見て良さそうです。追えばさらに時計は縮みそうな気配があり、好状態に仕上げられていると見ます。

ジンセイ（牡4、庄野靖志厩舎）

9/24（水）栗東・坂路（良）4F52.2－3F38.0－2F24.6－1F12.6（馬なり）

栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬サドルを追走し、坂では内から脚を伸ばすも1馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、活気はあり、仕上がりに関する不安は無し。実質的な本追い切りは1週前で、CWコースで6F80.6-1F11.1の好時計をマークしており、ラスト2Fは11.1-11.1の絶好のラップを刻んでいます。夏場を休養に充ててしっかりとリフレッシュされており、中間の乗り込み量も十分。休み明けでも好仕上がりを印象付けています。

ジューンアヲニヨシ（牡5、松下武士厩舎）

9/24（水）栗東・坂路（良）4F55.4－3F39.4－2F24.9－1F12.0（馬なり）

栗東坂路で単走。前半はゆったりと入り、しまい促されるとラスト2Fは12.9-12.0の加速ラップで締めてゴールしました。1週前は坂路を単走で追われ、4F53.6-1F11.9をマーク。夏に弱いタイプということで夏はしっかりと休ませ、リフレッシュ効果は十分です。前走は12着に凡走しましたが、久々の芝挑戦で参考外。調子自体は良さそうで、ダートに戻る今回は変わり身も期待できそうです。