【JRA京都ハイジャンプ予想2023】狙い目は〝人気の盲点〟となるアノ馬！

今週は3年ぶりに京都コースでの開催となる「京都ハイJ」が開催。今年は中山グランドジャンプ・3着のダイシンクローバーや、三木ホースランドJSの勝ち馬テリオスルイなどの有力馬が人気を集めそうだ。

ただ、過去10のデータと傾向を見ても分かるように、「6～9番人気」が【2-5-2-30】と伏兵が2着に食い込んでくるケースが目立つ。人気の盲点となりそうな馬がいれば迷わず狙いたいところ。

今年該当しそうなのが、三木ホースランドJSで2着だったザメイダンだ。

重賞は新潟ジャンプS・12着、阪神ジャンプS・4着、京都ジャンプS・11着と結果を出せていないが、好位に付けた阪神ジャンプSは4着と前目で競馬さえ出来れば上位には入ってくる。

前走の三木ホースランドJSでは、スタートは良く抑えずハナに立つと、自分のペースで引っ張っていく。3コーナーあたりからテリオスルイに突かれ、そのまま手応えよくテリオスルイを先頭に立たせてしまった。ザメイダンは途中で飛越のミスもあったが、早めにリードを取れた分の貯金で粘り込んで2着に入着。

もともと飛越は非常に上手い馬なので、初の62kgを背負った分がバランスを崩した要因だとすれば、60kgに戻る今回はスムーズになるはず。今回もテリオスルイと再戦するが、他に前を主張してくる馬も少なく、スタートさえ決まれば今回も前目からの粘り込みで上位争いができるだろう。また、テリオスルイは前走襷コースの入りで暴れるところも見られ、走りが不安定なところもある。高い飛越のザメイダンに対してテリオスルイは飛越が低く、斤量が軽くなって飛越が楽になる今回は逆転も可能だろう。

前走の三木ホースランドJSは3番人気、重賞では一枚落ちて5～6番人気あたりに毎回落ち着いており、今回も伏兵的な立場での参戦が濃厚。人気の盲点となりそうなここは絶対におさえておきたい1頭だ。