3歳馬と歴戦の古馬が激突する牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」がいよいよ開催です。昨年はクロコスミアが2年連続で2着、3着のモズカッチャンも2年連続で馬券圏内に入り、一昨年の2017年の3着馬ミッキークイーンはその前年も3着で、2015年の2着馬ヌーヴォレコルトはその前年も2着といったように、リピーターが活躍する傾向が強い一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにエリザベス女王杯のレース傾向を探っていきたいと思います。

■近7年は毎年「6番人気」が激走、波乱に警戒

「3番人気」が最多の3勝を挙げており、勝率（30%）がトップです。「1番人気」は連対数と3着内の回数が最多で、連対率（40%）と複勝率（70%）がトップですが、勝利数は1勝のみと勝ちきれておらず、「2番人気」も同様に1勝のみとなっており、「1・2番人気」の勝率が低めです。近7年は毎年6番人気以下の伏兵が馬券に絡んでおり、2009年は二桁人気馬2頭が馬券に絡んで154万馬券の高額配当も飛び出しているので、波乱に警戒したいレースです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■内外の有利不利は少なめ、脚質は「差し馬」が中心

コースは京都競馬場の芝2200mを使用。枠番は、比較的満遍なく来ており、内外で極端な有利不利は見られません。脚質は「差し」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内に入った述べ30頭中半数以上の17頭が「差し」でした。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■年齢が「4歳」の馬に注目

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。

■前走レースが「府中牝馬S」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「府中牝馬S」に注目です。前走着順は、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。勝ち馬は10頭中9頭が前走で「5着以内」だった馬でした。勝ち馬は前走で掲示板に入った馬から狙いたいところです。

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は2勝を挙げ、3着内の回数が最多の「M.デムーロ」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。