春の東京競馬がいよいよ開催です。21日の日曜メインはオークストライアルの「フローラS」です。2013年の勝ち馬デニムアンドルビーは本番のオークスで3着、2016年のチェッキーノと2017年のモズカッチャンも本番で2着と、同レースの勝ち馬は本番でも上位争いを演じております。本番を占う上でも重要な一戦であると言えるでしょう。今回は過去10年間のデータをもとにフローラSの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気は好成績も、穴馬の激走多し

「1番人気」は最多の4勝を挙げており勝率がトップで、「2番人気」も連対率（50%）、複勝率（70%）と好成績。ただ、「10番人気以下」が6頭も絡んでおり（1-3-3-76）、穴馬が激走するケースも少なくありません。過去10年で10万馬券以上となったのは6回で、そのうち2回は100万馬券以上の高配当でした。波乱傾向が強い一戦です。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「3,8枠」＆「先行馬」が好成績

コースは東京競馬場の芝2000mを使用。枠番は、内外で極端な有利不利はありません。最多の3勝を挙げている「8枠」が勝率（10.7%）でトップで、「3枠」が連対率（26.3%）と複勝率（47.4%）でトップとなっております。脚質は、「差し馬」が最多の4勝を挙げておりますが、好走率ベースでは「先行馬」が勝率（9.1%）、連対率（24.2%）、複勝率（39.4%）の全てでトップとなっており、優勢です。

該当馬先行馬候補

ウィクトーリア
ジョディー
セラピア

■馬体重は「-9kg～-4kg」に注目

馬体重は、4勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-9kg～-4kg」に注目。

■前走が「フラワーC」だった馬に注目

前走は、2勝を挙げ、3着内の回数が最多の「フラワーC」に注目。前走着順は、最多の7勝を挙げている「1着馬」が中心となります。勝ち馬は、全頭が前走「4着以上」でした。

■騎手は「内田博幸」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「内田博幸」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。