14日（祝・月）は、エリザベス女王杯の前哨戦として知られる「府中牝馬ステークス」が東京競馬場で開催。マイル路線から中距離路線まで様々な馬が集まる一戦で、各馬の評価や力関係が非常に分かりづらく、波乱の決着もしばしば見られます。今回は、G3だった頃のレース（2009～2010年）も含めた過去10年間のデータをもとに府中牝馬ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が勝ち切れない、穴馬はアタマまで狙える

「4番人気」が最多の3勝を挙げており、勝率（30%）がトップです。「1番人気」が1勝、「2番人気」が0勝、「3番人気」も1勝と少なく、上位人気が勝ち切れない傾向が見られます。また、「10番人気」と「11番人気」が1勝ずつを挙げるなど人気薄が勝ち切るケースもあり、波乱決着も少なくありません。上位人気の勝率がそこまで高くないことから、穴馬はアタマまで狙っても良さそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■馬体重の増減が「+4～+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、連対数が最多の「+4～+9kg」に注目。

■年齢は「4歳馬」が中心

年齢は、最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳馬」が中心です。所属は、8勝を挙げている「栗東」が好成績です。

■前走レースが「クイーンS」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「クイーンS」に注目。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着馬」に注目。

■騎手は「岩田康誠」騎手に注目

騎手は、「C.ルメール」騎手が唯一2勝を挙げておりますが、今年は騎乗予定がないため、今年騎乗予定がある騎手の中で3着内の回数が最多の「岩田康誠」騎手を注目騎手に挙げたいと思います。

※現役騎手のみを表示しております。