阪神競馬の土曜メインはヴィクトリアマイルの前哨戦となるマイル重賞のG2「阪神牝馬S」です。もともとマイル戦でしたが、2006年から1400mに変更され、2016年に再び1600mに延長されました。マイルに戻ってからは今年で6度目となりますが、今回は1400mだった頃のデータを含めた過去10年間のデータをまとめてみました。

■勝ち馬は堅実も、穴馬の激走に注意

人気は「1・2・4番人気」が3勝ずつを挙げており、連対数も全て同数です。勝ち馬は「4番人気以内」から狙うのが良さそうです。人気薄を見てみますと「6～9番人気」は3着内が6回、二桁人気は「11番人気」が1～3着に1回ずつと人気薄の好走も目立っており、波乱の決着も少なくありません。勝ち馬が荒れるケースは少ないですが、穴馬の好走にも十分注意が必要です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「8枠」が好成績＆「脚質」はフラットな傾向

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠は「6枠」以外の全ての枠から勝ち馬が出ており、比較的どの枠もまんべんなく好走しています。中でも「8枠」は2勝、2着5回と連対数が多く、好成績です。

脚質は「逃げ」「先行」「差し」がそれぞれ3勝ずつを挙げており、「追い込み」も1勝のみですが2着は5回と多く、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質については、フラットな目線で予想したいと思います。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、7勝を挙げている「-3～+3kg」が断トツで、連対数と3着内の回数も最多です。

■「4歳」が好成績

年齢は「4歳」が最多の6勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、好成績です。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が中心となります。

■前走レースが「京都牝馬S」だった馬に注目

前走レースは、唯一2勝を挙げている「京都牝馬S」に注目です。前走着順は、7勝を挙げている「1着」が断トツの勝利数で、連対数と3着内の回数も最多です。前走で勝った馬は連続好走する可能性が高そうです。

■騎手は「池添謙一」に注目

騎手は唯一2勝を挙げている「池添謙一」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。