京成杯オータムハンデキャップ（2019）の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週から中山競馬が開催。日曜メインはサマーマイルシリーズを締めくくるハンデG3「京成杯オータムハンデキャップ」です。昨年は1～3番人気の3頭で決着する超堅実な結果でしたが、2015年には222万馬券、2009年には67万馬券が飛び出すなど、掴みどころがない難解なハンデ戦というイメージがありますが、実際はどういった傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに京成杯オータムHの傾向を探っていきたいと思います。

■「2番人気」は好成績も、ヒモ荒れに警戒

「2番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数・3着内の回数が最多です。また、勝率（40%）・連対率（50%）・複勝率（70%）の全てがトップとなっております。勝ち馬は10頭中9頭が「4番人気内」となっており、上位人気の勝率は高めですが、「7番人気以下」が「1-6-3-80」となっており、2・3着までは下位人気がよく絡みます。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「5枠」＆「差し」が好成績

コースは中山競馬場の芝1600mを使用。枠番は、「5枠」が最多の4勝を挙げており、連対数・3着内の回数が最多です。また、勝率（23.5%）・連対率（29.4%）・複勝率（35.3%）の全てがトップとなっております。「7枠」は連対数が0、「8枠」は0勝となっており、外枠が不振です。内枠が有利というわけではありませんが、外枠は割り引いて良さそうです。

脚質は、「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。また、勝率（10%）・連対率（20%）・複勝率（32%）の全てもトップとなっており、好成績です。また、「逃げ馬」は3着内が0回となっており、割り引きが必要。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、新潟競馬場で行われた2014年を除いた過去9回分のデータになります。

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、最多の3勝を挙げている「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の5勝を挙げている「-3～+3kg」に注目です。

■「5歳馬」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「5歳馬」に注目です。性別は、8勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は、8勝を挙げている「美浦」が優勢となっております。

■前走が「関屋記念」だった馬に注目

前走は、2勝以上挙げているレースはなく、勝ち馬は様々なところから来ております。今回は連対数と3着内の回数が最多の「関屋記念」に注目です。前走着順は、最多の6勝を挙げている「1着馬」に注目です。

■騎手は「横山典弘」に注目

騎手は、「田辺裕信」が最多の3勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多ですが、今年は田辺騎手は騎乗予定がなしのため、次いで勝利数が多い「横山典弘」に注目です。