今週末から小倉競馬が開催されます。夏の小倉の開幕を飾るのは障害G3の「小倉サマージャンプ」です。夏の障害重賞路線の第1戦ということもあり注目の一戦です。

今回は、過去10年のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に小倉サマージャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率80%、堅実な決着が目立つ

「1番人気」は最多の5勝をあげており、複勝率も80%と好成績。過去10年の勝ち馬10頭中8頭が3番人気内の馬で、3着内に入った述べ30頭中17頭が3番人気内の馬といったように、人気上位馬の好走が目立ちます。10万馬券以上は1度のみと波乱度も低く、堅い決着が多い傾向が見られます。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」が不振、脚質は「逃げ馬」に注目

コースは小倉競馬場の障害3390mを使用。枠は、最多の4勝をあげている「6枠」と、連対率・複勝率がトップの「3枠」が好成績。7,8枠からは勝ち馬がゼロで、連対馬も1頭のみ。外枠が不振傾向にあります。

脚質は、「逃げ」と「先行馬」がいずれも5勝ずつあげておりますが、「逃げ馬」は勝率・連対率・複勝率がトップと好成績です。

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は最多の6勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、馬体重が減っている馬の方が好走しています。

■「7歳馬」が好走傾向に

年齢は「7歳」が最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率の全てがトップ。性別は「牡馬」が中心で、所属は「関西馬」が中心となります。

■前走は「障害・オープン」の勝ち馬に注目

前走は、最多の4勝をあげ、馬券圏内の頭数も一番多い「障害・オープン」に注目。前走着順は、最多の5勝をあげている「1着馬」に注目。

■騎手は「高田潤」に注目

騎手は「高田潤」が最多の4勝をあげトップです。