JRAは6日、米カリフォルニア州を拠点に遠征しているM.デムーロ騎手の10月3日から5日の騎乗成績を発表した。5日にサンタアニタパーク競馬場で行われたサーファーガールS（G3、芝1600m）をブレイブデブ（牝2、R.マンデラ厩舎）で制し、悲願のアメリカ重賞初勝利を挙げた。

レースでは大外枠から好スタートを切ると積極的に先行し、2番手で流れに乗る。直線では手応え良く早めに抜け出し、木村和士騎手騎乗のスクラッチイットに1馬身3／4差をつけて押し切った。これで今遠征10勝目をマークした。

先週27日のジョン・C・ハリスS（G3、芝1300m）では8番人気のリーズベビーガールで首差2着に入り、重賞制覇への機運が高まっていた中での勝利だった。米国遠征で節目となる勲章を獲得し、今後の活躍にも注目が集まる。