今週は1年の総決算とも言われる「有馬記念」が注目を集めますが、ハードル界の総決算となる「中山大障害」が開催されることもお忘れなく。暮れの中山競馬を彩る障害のビッグレースで「華の大障害」、「暮れの中山の名物レース」などと呼ばれ親しまれている一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに中山大障害の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が“超”堅実

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多で、連対数は「2番人気」と最多タイとなっております。「1～5番人気」の馬が3着内に入った述べ30頭中26頭を占めており、上位人気は堅実です。馬単の配当が1000円以下となった年が4回もあり、堅実決着傾向が強い一戦です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠不振」＆「先行馬中心」

コースは中山競馬場の障害4100mを使用。枠番は「1枠」が連対数が1回、「2枠」は連対数が0回となっており、内枠が不振傾向にあります。

脚質は、「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。頻度が低い「マクリ」を除けば、好走率は「先行」が勝率（21.4%）・連対率（39.3%）・複勝率（53.6%）の全てでトップとなっており、好成績です。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「5歳馬」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数が最多の「5歳」に注目です。性別は、10勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」と「美浦」が5勝ずつを挙げており、大きな差はありません。

■前走レースが「東京ハイジャンプ」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「東京ハイジャンプ」に注目です。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「1着」に注目です。

■騎手は「石神深一」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「石神深一」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。