春のダートチャンピオン決定戦フェブラリーSの前哨戦である「根岸S」が27日（日）に東京競馬場で開催されます。現在1番人気が4年連続で連対中と堅実ですが、実際はどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに根岸Sの傾向を探っていきたいと思います。

■近年は堅実な傾向も、人気薄に要注意

「1番人気」と「4番人気」が最多の3勝ずつをあげており、とくに1番人気は現在4年連続で連対中と好調で、上位人気はまずまず。しかし、過去10年で配当が10万馬券以上だったのは4回と波乱の決着も決して少なくありません。「10番人気以下」の馬は「1-0-4-62」と3着までなら絡むことも少なくなく、3連系の馬券なら穴馬は入れておきたいところ。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■枠順による有利不利は少なめ、脚質は「追い込み馬」が好成績

コースは東京競馬場のダート1400mを使用。最初のコーナーまでは約450mと長いため、枠順の有利不利は発生しにくいですが、連対率・複勝率ベースでは真ん中枠が好成績です。脚質は、「追い込み」が最多の5勝をあげており、勝率（10.4%）、連対率（14.6%）、複勝率（22.9%）の全てがトップです。

該当馬追い込み馬候補

サンライズノヴァ
クインズサターン
キタサンミカヅキ
メイショウウタゲ
ノボバカラ
ヒロブレイブ

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は、最多の5勝をあげ、3着内の頭数も一番多い「-3kg～+3kg」に注目。

■「5歳馬」に注目

性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」は3着内は0頭。年齢は、最多の4勝をあげている「5歳馬」に注目。所属は、9勝をあげている「関西馬」が断トツです。

■前走が「武蔵野S」だった馬に注目

前走は、最多の3勝をあげている「武蔵野S」に注目。前走着順は、3勝ずつをあげている「1着馬」と「3着馬」が好成績。

■騎手は「戸崎圭太」に注目

騎手は2勝以上あげている騎手はおらず、1勝をあげ2着に2回入線している「戸崎圭太」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。