ニュージーランドトロフィー(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週土曜の中山メインは「ニュージーランドトロフィー」が開催されます。NHKマイルCのトライアルレースに指定されており、1～3着馬に本番への優先出走権が与えられる3歳のマイル重賞です。

昨年は12番人気のジョーストリクトリが優勝し、一昨年は14番人気と12番人気が2,3着に食い込むなど、近年では波乱傾向が強い一戦として定着しております。今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にニュージーランドトロフィーの傾向を探っていきたいと思います。

■人気上位は堅実も、穴馬の激走に要注意

「1番人気」は最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全ての成績がトップ。「2番人気」も1,2,3着にそれぞれ2回ずつ入るなど、上位人気の好走率が高いですが、一方で「12番人気」が2勝3着3回と人気薄の好走も目立っております。昨年は49万、一昨年は105万馬券が飛び出すなど波乱も多い一戦。穴馬は積極的に狙っていきたいところです。

【該当馬】1番人気（下記「予想オッズ」を参考）：
ケイアイノーテック

予想オッズ

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行馬」が好走傾向に

コースは中山競馬場の芝1600m。丸く円形のコースであり、外を走ると必然的に距離ロスとなるため、一般的には内枠が有利とされているコースです。データでは1枠の3着内がゼロ頭となっておりますが、2,3,4枠はいずれも2勝以上しており、やはり「内枠」が好走していおります。

脚質は最多の7勝をあげている「先行」が好走傾向にあります。逃げ、追込み、マクリからは勝馬は出ておりません。

【該当馬】先行馬：
カシアス
ファストアプローチ
カツジ
リョーノテソーロ
ラムセスバローズ
アンブロジオ
コスモイグナーツ

■馬体重は「-9kg～+3kg」に注目。馬体重が減っている馬が好走傾向に

馬体重は最多の4勝ずつをあげている「-9～-4kg」と「-3～+3kg」に注目。馬体重が減っている馬が8勝しており圧倒的です。

■前走が「ファルコンS」だった馬に注目

前走レースは、3勝をあげ馬券圏内の頭数が一番多い「ファルコンS」に注目。前走着順はそこまで気にしなくて良さそうですが、10着以下だった馬は3着内がゼロ頭となっており、割引きが必要。

【該当馬】前走がファルコンSだった馬：
アンブロジオ（4着）
カイザーメランジェ（11着）

■騎手は「横山典弘」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「横山典弘」に注目。

【該当馬】横山典弘騎手の騎乗予定馬：
なし