東京競馬の土曜メインは2歳重賞の「サウジアラビアRC」です。今年で開催7回目と歴が浅いのでデータの材料としてはそこまで多くはありませんが、今回は新設重賞として開設された「いちょうステークス（G）」を含む過去7年間のデータをもとにサウジアラビアRCの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が好成績、堅実決着傾向が強め

人気は「1・3・4番人気」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬は7頭全てが「4番人気以内」から出ています。また、「1番人気」は複勝率が85.7%と高く、堅実です。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着内が0回となっており、穴馬は全く絡みません。3連単も10万馬券以上が一度もなく、堅実決着傾向がかなり強いレースと言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行」が好成績

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。枠は「5枠」が最多の2勝を挙げており、連対数も最多です。「1枠」は3着内が1着1回のみ、「2枠」は連対数が0回となっており、内枠が不振です。「7・8枠」は2着は2回ずつで、「8枠」は3着内の回数が最多となっており、外枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げています。「差し」も2着は4回と多く、「追い込み」も1・2着が2回ずつと後ろからの馬も好走しています。「逃げ」以外の脚質はまんべんなく好走していますが、勝ち馬は「先行」から出やすい傾向となっています。

■馬体重の増減が「+4～+9kg」の馬に注目

馬体重の増減は、最多の3勝を挙げている「+4～+9kg」に注目。

■関東牡馬が好成績

性別は、6勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「美浦」が4勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

■前走は「新馬・未勝利」、前走着順は「1着馬」が中心

新馬、または未勝利を勝ち上がってきた馬なので、必然的に前走レースは「新馬・未勝利」、前走着順は「1着馬」が占めるかたちとなります。

■騎手はフラットな傾向

騎手は「横山典弘」が最多の3勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手には傾向らしい傾向は見られないので、騎手についてはフラットな目線で予想しても良いでしょう。

※現役騎手のみを表示しております。