梅雨前線の活動が活発になり、広い範囲で梅雨空が続いております。毎年七夕賞が行われる日も七夕の夜空は曇りがちですが、今年も週中・週末は雨予報となっており、降雨の中でのレースとなる可能性は高そうです。近年は超高配当も多く飛び出しており、大波乱が続出。高配当が期待できるレースなだけに予想にも力は入ります。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに七夕賞の傾向を探っていきたいと思います。

■超高配当続出、波乱傾向は強め

人気は、「1番人気」が勝率（30%）、連対率（40%）、複勝率（60%）の全てがトップです。ただ、1番人気以外の上位人気馬の成績はそこまでで、「7番人気」が複勝率40%、「11番人気」が2勝を挙げるなど、下位人気馬の好走が目立ちます。3連単の配当も59万馬券、100万馬券、256万馬券と超高額配当も続出しており、波乱傾向が非常に強い一戦と言えます。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「4枠」＆「先行馬」が好成績

コースは福島競馬場の芝2000mを使用。枠番は、「4枠」が最多の3勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。また、勝率（18.8%）、連対率（31.3%）、複勝率（50%）も全てトップで、好成績です。

脚質は、「先行馬」が最多の5勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。また、勝率（14.4%）、連対率（20.6%）、複勝率（32.4%）も全てがトップとなっており、好成績です。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、中山競馬場で行われた2011年を除いた過去9回分のデータになります。

■ハンデが「57kg」の馬に注目

ハンデは、最多の5勝を挙げ、連対数・3着内の回数も最多の「57kg」に馬に注目。

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数・3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目。

■「5歳馬」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げている「5歳馬」に注目。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走が「鳴尾記念」だった馬に注目

前走レースは、唯一2勝を挙げている「鳴尾記念」に注目。前走着順は、「4着馬」が勝率（28.6%）、連対率（42.9%）、複勝率（57.1%）の全てがトップとなっており、好成績です。

■騎手は「戸崎圭太」騎手に注目

騎手は唯一2勝を挙げている「戸崎圭太」騎手に注目。