東京ジャンプステークス（2022）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

今週の土曜は今春の東京開催最後の重賞「東京ジャンプステークス」が開催されます。同競走は2009年より施行時期が10月から6月に移され、名称も東京オータムジャンプから東京ジャンプステークスへ変更されました。さらに、12年より距離が3300mから3110mへ短縮されました。今回は、3110mで施行された過去10年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■波乱傾向強め、穴馬の選定は必須

人気は「1番人気」と「3番人気」が3勝ずつを挙げており、連対数は「1番人気」が最多となっています。下位人気を見ますと「6番人気」が3着6回で3着内の回数は最多となっています。3連系の馬券で勝負するなら「6番人気」はおさえておいてもよいかもしれません。「10番人気以下」も2勝、3着内は4頭と大穴の激走も少なくありません。人気薄が3着に激走するパターンが多く、全体的にも下位人気馬の好走が目立っています。3連単の配当も10万馬件以上が5回と波乱の頻度も多く、うち2回は132万、142万馬券と超高額配当も度々飛び出しているので、波乱傾向は非常に強い一戦と言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■枠はフラットな傾向、脚質は「先行」が中心

コースは東京の障害3110mを使用。枠は「2枠」以外の全ての枠から勝ち馬が出ており、勝ち馬はまんべんなく出ています。内外の有利不利は少なく、枠についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ」も3頭が連対しており、逃げ・先行馬が好成績です。障害レースは基本的に前にいないと話にならないレースなので当然と言えるデータですが、やはり力のある馬は必然的に前につけてくるので、脚質というよりはしっかり追走できる力のある馬から狙っていくのがセオリーと言えます。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げている「-9～-4kg」に注目です。

■「5歳」に注目

年齢は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は「牝馬」で馬券に絡んだのは1頭のみとなっており、「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」と「美浦」が5勝ずつを挙げており、東西で大きな差はありません。

■前走レースが「障害オープン」だった馬が中心

前走レースは、「障害オープン」だった馬が最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、割合的に同条件から参戦してくる馬が多く、これを傾向と言うべきか。前走が重賞レースで3着内だった馬は30頭中9頭おり、その中では「京都ハイジャンプ」と「中山グランドJ」の2レースが参考レースとしては注目したいところです。

前走着順は、勝ち馬10頭中9頭が「5着以内」に入着していた馬となっており、勝ち馬は前走で掲示板内に入着していた馬から狙うのが良さそうです。

■騎手はフラットな傾向

騎手は「2勝」を挙げている騎手が3名、「1勝」が4名となっており、極端な傾向は見られません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。