ヴィクトリアマイル(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

春のマイル女王を目指して多くの牝馬がしのぎを削る「ヴィクトリアマイル」。2013～2014年のヴィルシーナ、2016～2017年のストレイトガールと、2頭が連覇を達成しておりリピーターの活躍が目立つレースであり、過去に好走経験があるならそれだけで有力視できそうです。リピーターの「古馬勢」VS新興勢力となる「4歳勢」という構図もまた見所の一つと言えるでしょう。

今回はそんなヴィクトリアマイルの過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率60%とまずまず。近年は波乱傾向、穴馬の激走に注意

「1番人気」は最多の3勝を挙げ、連対率も60%とまずまず。しかし、11番人気が4頭も馬券に絡むなど（複勝率40%）、人気薄の激走も少なくありません。昨年は3連単で91万、2015年には207万円馬券が飛び出すなど近年は波乱傾向にあります。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■複勝率ベースでは「内枠」有利も、勝率は低め

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。「3枠」が最多の4勝を挙げておりますが、「1,2,4,5枠」からは勝ち馬がゼロ頭となっており、内枠の勝率は低め。複勝率ベースでは内枠の好走率が高いですが、勝率ベースでは外枠の方が高くなっております。

脚質は最多の6勝を挙げ、連対馬も最多の5頭の「差し」に注目。マイルとしてはタフなコースで、他のコースに比べると後方馬もかなり馬券に絡んできます。

■馬体重は「-3kg～+3kg」が好走傾向に

馬体重は最多の5勝を挙げ、馬券圏内の頭数も最多の「-3kg～+3kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が減っている馬が好走しております。

■「4歳馬」＆「関西馬」に注目

「4歳馬」が最多の6勝を挙げ好成績。所属は8勝を挙げている「関西馬」が中心となります。

■前走が「阪神牝馬S」だった馬に注目

前走は最多の4勝を挙げている「阪神牝馬S」に注目。前走着順は「6着以下」から勝ち馬が5頭出るなど、前走からの巻き返しも目立っております。前走着順についてはそこまで気にしなくて良さそうです。

■騎手は「内田博幸」に注目

騎手は最多の2勝を挙げ、2着の実績もある「内田博幸」に注目。