安田記念が終わり、2歳戦では新種牡馬が早々に勝ち馬を輩出するなど、夏競馬もいよいよこれからといったところ。今年の北海道シリーズは2019年までの日程に戻しており、函館競馬6週間、その後札幌7週間開催となっています。

夏競馬といえば三場開催の印象が強いですが、暑熱対策のため7月30日から8月7日は札幌と新潟の2場開催にするなど、コロナウイルス対策のみならず、暑さ対策も考慮しながらの開催となりそうです。

そんな中、今年の夏競馬の目玉となるのが、3年ぶりに開催となるワールドオールスタージョッキーズです。

今は海外から短期免許でレーン騎手が来日していますが、コロナウイルス対策で入国が難しかった中、徐々に緩和へ向かっていることもあり、今年は感染状況次第にはなりそうですが、予定通りなら8月27日、28日の2日間に札幌競馬場で開催されることになっています。

海外の競馬といえば内を締めてきっちりコースを回る印象もあり、そういった意味でも小回りコースの札幌競馬場という舞台は、海外の一流ジョッキーから学べる面もたくさんある舞台といえます。

コロナ禍で2年連続取りやめとなっていたワールドオールスタージョキーズだけに、今年こそ復活させてほしい夏競馬の風物詩の1つといえそうで、夏休みの行楽シーズンに行われるだけにまだまだ警戒は必要なご時世ではありますが、競馬ファンとしては開催実現を楽しみに待ちたいところですね。