武豊騎手は9日、札幌7Rのドゥラモットで勝利し、JRA通算4200勝をマークした。デビューから33年5カ月9日目、レース数では2万2487戦目での到達となった。

当日は無観客競馬で行われ、ファン不在の中での大記録達成となったが、レース後には武豊騎手と公私ともに仲が良いC.ルメール騎手が4200勝目を称えるプラカードを持って祝福する姿も見られた。

JRAの騎手では通算勝利数2000勝を超える騎手が武豊騎手を含めて5名いるが、武豊騎手以外の4名の騎手はいずれも2000勝台となっており、2位の横山典弘騎手の2807勝に大きく差を付けるかたちでトップに君臨している。新たな歴史を切り開いていく武豊騎手の今後のますますの活躍に期待したい。