一年の競馬の総決算、そして平成最後の「有馬記念」がやってまいりました。世界で一番馬券が売れるドリームレースには一体どんな傾向があるのか？今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に有馬記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率90%、上位人気馬が堅実

「1番人気」は最多の6勝をあげ、連対率80.0%、複勝率90.0%と堅実。二桁人気は「0-2-3-59」とたまに穴馬は絡みますが、2,3着まで。過去10年で3着内に入った述べ30頭中14頭が「2番人気内」の馬で、上位人気が堅実です。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」＆「先行馬」が好成績

コースは中山競馬場の芝2500mを使用。「1枠」の成績が良く、勝率（11.1%）、連対率（22.2%）、複勝率（27.6%）の全てがトップです。脚質は「先行馬」が最多の4勝をあげており、「逃げ馬」も2勝となっており、前へ行く馬が好走する傾向にあります。

該当馬先行馬候補

キセキ
オジュウチョウサン
プラチナムバレット

■馬体重は「+4kg～+9kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげている「+4kg～+9kg」に注目。

■「3歳馬」に注目

年齢は「3歳馬」と「5歳馬」が最多の4勝ずつあげておりますが、「3歳馬」が勝率（12.8%）、連対率（19.4%）、複勝率（25.8%）の全てでトップです。性別は8勝をあげている「牡馬」が中心となりますが、3着内に入った5頭の「牝馬」のうち3頭が1番人気でした。1番人気なら牝馬でも軽視は禁物です。

■前走が「ジャパンカップ」だった馬に注目

前走レースは3勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「ジャパンカップ」に注目。前走着順は最多の4勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「1着馬」に注目。

■騎手は「池添謙一」に注目

騎手は唯一3勝をあげている「池添謙一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。