18日（日）は東京競馬場で今春最後のダート重賞、第22回ユニコーンステークス（G3、東京・ダ1600m）が開催されます。 人気の一角となるアディラート（牡3、須貝尚介厩舎）は前走はUAEダービーに出走するも12着と全く良いところがありませんでした。やはり、異国の地は水が合わなかったのでしょうか？うまく先行出来たのは良かったですが、最後はバテ気味でしたし、距離の問題もあるかもしれません。幸いレース後のダメージは少なく馬に疲れもみられず、帰国後は様子をみながら調整され、無事に国内の重賞で巻き返しに挑む態勢が整ったようです。 前走のUAEダービーでは同じく日本馬のエピカリスが2着に入着して強い競馬を見せてくれました。先週の米国のベルモントステークスでは直前で脚部不安により回避となってしまいましたが、出走していれば優勝も狙える存在だっただけに残念です。そのエピカリスを相手に最後の最後まで食い下がったアディラート、侮るわけにはいきません。 マイルに戻るのはプラスですし、前走は異国の重い砂での開催でしたが今週は比較的晴れの東京で馬場も良開催が見込めます。前走よりも条件はかなり良く、他メンバーにもそこまで強敵と感じるような相手もおりません。ここはしっかり勝ち負けを演じないと格好がつきません。ここで勝っておけば本賞金が大幅に加算されますし、今後のローテーションを楽にしていくためにも、ここは勝ちたい一戦です。