【京成杯オータムハンデキャップ予想2025】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

サマーマイルシリーズの最終戦「京成杯オータムハンデキャップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
エリカエクスプレス(牝3、杉山晴紀厩舎)
9/3(水)栗東・坂路(良)4F54.1-3F38.9-2F24.8-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中をゆったりと駆け上がり、ラスト2Fは12秒5-12秒3のラップでまとめてゴールしました。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F82.3-1F11.4をマークして併入。気性面に課題がある馬ですが、先週は3頭併せの最後方でしっかり折り合えており、最終追いでもかかることなくリズム良いフットワークで登坂できています。8月半ばから追い切りを重ねており、入念に乗り込まれてきている点も好感が持てます。
アスコルティアーモ(牝5、林徹厩舎)
9/3(水)美浦・W(良)6F82.5-5F66.2-4F51.2-3F36.4-1F10.8(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。道中は3頭併せの真ん中で折り合いに専念し、直線序盤で横一線に並ぶと、ラスト1F10秒8の切れ味で抜け出して1頭と併入、もう1頭に2馬身差を付けてゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F81.8-1F11.1の好時計をマークして先着。先週・今週といずれもしまいの脚は絶好の時計で、併せ馬でも先着と好内容の追い切りを消化してきています。力は出せる好状態と見てよいでしょう。
カラマティアノス(牡3、奥村武厩舎)
9/3(水)美浦・W(良)6F83.7-5F67.3-4F52.5-3F38.3-1F11.5(馬なり)
石川裕紀人騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬シャンソンドールを3馬身追走し、前半は控えて折り合いに専念。直線で内から並びかけると、ラスト1F11秒5の脚を繰り出して半馬身先着しました。1週前も石川騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F66.2-1F11.4をマークして、先行させた古馬3勝クラスの相手を交わして最先着でゴールしました。初コンビとなる石川騎手とのコンタクトはスムーズで、騎手の合図にも鋭く反応できています。仕上がりは上々で本番が楽しみなコンビです。

