デイリー杯2歳S(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週土曜日の京都メインは「デイリー杯2歳ステークス」が開催されます。去年は2番人気のジューヌエコール、一昨年は2番人気のエアスピネルが優勝。能力が結果に直結しやすい京都の芝1600mで行われるせいもあってか、堅実な決着が多い印象があります。

しかし、実際はどうなのでしょうか？今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にデイリー杯2歳ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

1,2番人気はともに複勝率70%、やはり人気サイドは堅実

1番人気は2勝と勝率こそ低いですが、複勝率は70%と高く、2番人気も3勝と勝率は高くありませんが、複勝率は同じく70%と高いです。9番人気以下は「0-0-0-39」で3着内がゼロ、勝ち馬は7番人気以下からは出ておりません。

配当も、三連単で1万円以下だったのが5回、高くても万馬券までで、10万馬券は一度も出ておりません。基本的には人気サイドによる堅い決着が多く、大きく荒れることは少ないレースと言えるでしょう。

【該当馬】1番人気予想（下記「予想オッズ」を参考）：フロンテイア
2番人気よすお（下記「予想オッズ」を参考）：ジャンダルム

出走予定馬と独自予想オッズになります。

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

コースは京都競馬場の芝1600m（外）。最初のコーナーまでは712mとかなり長く、枠順による極端な有利不利は発生しにくいコースですが、データでは内枠の成績が良くなく、外枠が好走しております。

脚質は逃げ・先行の成績が良いです。この時期の2歳馬はキャリアも少なくスピードで押しきる逃げ・先行の脚で勝ってきた馬がほとんどなので、致し方ない結果かもしれません。直線が平坦コースということもあって、前で競馬をする馬がそのまま残りやすい傾向があります。

【該当馬】逃げ・先行タイプ：フロンテイア、ジャンダルム、メガリージョン、ケイアイノーテック、ロードイヒラニ、カクリョウ

馬体重は「-3kg～+3kg」の成績が良いです。増減幅が少ない馬が好走傾向にあります。所属は主に関西馬による出走となります。

前走が未勝利だった馬の成績が良いです。前走が未勝利だった3着内馬9頭中6頭は前走で2番人気以上だった馬です。前走が未勝利で2番人気以上だった馬には注意。

【該当馬】前走が未勝利で2番人気以上の馬：メガリージョン

騎手は「池添謙一」と「小牧太」の成績が良いです。

【該当馬】池添謙一の騎乗予定馬：未定
小牧太の騎乗予定馬：なし