【海外競馬】英ダービー、総賞金大幅減額で開催へ

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日本ではオークス、ダービーが終わり3歳クラシック路線も空きの菊花賞まで一旦おやすみとなっていますが、3月18日から休止していた本場イギリス競馬は6月1日から再開となり、1ヶ月ほど遅れの日程でクラシック競走が開催される予定となりました。

来月4日には英ダービー、オークスともに開催されます。特にダービーは例年なら10万以上の観衆が集まり、ドレスコードのあるエリアでは燕尾服にシルクハットといった正装、内馬場には普段着の様々な競馬ファンが集まる華やかな一日となる予定でしたが、今年は無観客での開催となりました。

また、無観客により入場料の収益がなくなってしまうため本来の総賞金の1/3となる50万ポンドに減額されて施行される見込みとなります。

日本は入場料が途絶えている中でも賞金が維持されているのはPATなどの馬券販売が好調であり、減収ではあるものの大打撃とまでなっていないのも他国と比べると恵まれた環境で実施できていると言えます。

海外競馬も厳戒態勢とは言え動き出して来ているなか、渡航制限などはまだまだ不透明で流動的ではありますが、凱旋門賞やブリーダーズカップなどを視野に入れていた陣営は秋のローテーションについて再度見直しを要求されているところかもしれません。

“既定路線”が覆った秋競馬がどういった展開を向かえるのか、刻々と状況も変わりますが秋もどうにか無事に開催してほしいですね。