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本命以外が熱い社台ファーム産馬

2016/06/08 17:06
本命以外が熱い社台ファーム産馬
ここ数年の社台ファーム生産馬は人気薄やリーズナブルな価格の馬が活躍している印象がある。調べてみると社台ファーム生産馬の1番人気でのGⅠ勝利は直近で3年前2013年ロゴタイプが勝った皐月賞で、その前が2010年ヴィクトワールピサが勝った皐月賞と2010年以降ではこの2回だけとなる。 数多くの名馬を排出している社台RHの募集馬も近年は本命の高額馬ではなくリーズナブルな価格の馬が多く活躍している。そもそも社台RHの過去のミリオン募集馬にGⅠホースは1頭もいないのだが、社台RH2010年以降のGⅠ勝ち馬はイスラボニータ募集価格2400万(生産は白老ファーム)、マルセリーナ募集価格4000万、ダートの活躍馬ベルシャザール募集価格4000万、グレープブランデー募集価格2400万とサンプルは多くないがいずれも最近のクラブ馬としてはリーズナブルな部類である。 現役で活躍中のロサギガンティアも募集価格4000万だし、記憶に新しいサンカルロも募集価格3200万、ロゴタイプは社台オーナーズで募集価格1000万と格安だった。 また種牡馬における本命は不動のリーディングサイアーであるディープインパクトだが、社台ファーム産のディープインパクト産駒のGⅠ勝利は、マルセリーナ、スピルバーグ、トーセンラーそして障害のレッドキングダムの4頭のみとなり、ディープインパクト産駒の活躍馬が少ない点も人気薄やリーズナブルな価格の馬が活躍している傾向の一因と思われる。 一方、元祖人気薄・リーズナブルが売りのマイネル・コスモ軍団も軍団と言うには寂しい昨今だが、先週開幕の新馬戦を勝ち、仕上がりの早さを2歳戦での健在振りから見せた。 POGやクラブの出資で他者との競合を避けたい、避ける必要があるルールなどの場合にはこれらを踏まえて狙ってみるのも一つの手だろう。
本命党も頭を悩ます2歳新馬戦
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