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【京王杯2歳S予想2025】関西馬優勢のデータも、関東馬シャオママル&レッドスティンガーが反撃へ

2025/11/07 13:40
【京王杯2歳S予想2025】関西馬優勢のデータも、関東馬シャオママル&レッドスティンガーが反撃へ

今週土曜の東京競馬メインは、芝1400mで行われる2歳G2「京王杯2歳ステークス」。登録16頭すべてが出走可能で、将来のマイル戦線を占う重要な一戦となる。過去には2017年のタワーオブロンドン、昨年のパンジャタワーが本レースを制し、後にNHKマイルカップを勝利しており、出世レースとしての地位を確立している。また、G1制覇こそないものの、海外のゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイもこのレースの卒業生で、今年の勝ち馬の将来的な飛躍にも注目が集まる。

近年は波乱含みの決着が多く、過去5年のうち4年で3連単が10万円超え。人気薄の激走も珍しくない。所属別に見ると、関西馬が過去10年で8勝と圧倒的に優勢。関東馬の勝利は2例にとどまるが、その2頭(タワーオブロンドン、コラソンビート)はいずれも1番人気に支持されていた。関東馬を狙うなら、人気馬を中心に考えるのがセオリーといえる。

その関東勢からは、美浦・加藤士津八厩舎のシャオママルが注目株。アルアイン産駒の同馬はデビュー3戦目で初勝利を挙げ、末脚勝負に磨きをかけてきた。今回は短期免許で来日中のプーシャン騎手との新コンビで挑む。勢いのある外国人騎手との初コンビが、勝利を呼び込むか注目だ。

もう一頭、美浦・矢嶋大樹厩舎のレッドスティンガーも侮れない。レッドファルクス産駒らしくスピードの持続力が持ち味で、前走の1勝クラスでは2着に善戦。デビュー以来3戦すべてで連対を外しておらず、堅実な走りが光る。安定感という点では陣営の信頼も厚い。

対する関西馬の筆頭格は、福永祐一厩舎のダイヤモンドノットだ。ブリックスアンドモルタル産駒の同馬はデビューから川田騎手が手綱を取ってきたが、今回はルメール騎手に乗り替わり。鞍上は秋華賞から天皇賞・秋までG1を3連勝中と、まさに絶好調だ。前走のもみじステークスでは1番人気に支持されながらも2着惜敗に終わったが、今回はその悔しさを晴らす舞台となる。

関西勢の勢い、関東勢の意地、そして将来のマイル王候補たちが激突する京王杯2歳ステークス。若き才能たちのぶつかり合いは、来春のクラシック戦線を占う試金石となる一戦になることは間違いない。

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