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【アルゼンチン共和国杯2025予想】4歳勢中心に波乱も潜む構図、伏兵は関東勢から

2025/11/07 14:57
【アルゼンチン共和国杯2025予想】4歳勢中心に波乱も潜む構図、伏兵は関東勢から

今週日曜の東京競馬メインは、芝2500メートルで行われる伝統のハンデG2「アルゼンチン共和国杯」。秋の長距離戦線を占う一戦として毎年注目を集める重賞だ。

過去10年のデータを見ると、3番人気以内の馬が8勝を挙げており、ハンデ戦ながら上位人気馬が堅実に結果を残す傾向が強い。昨年は10番人気ハヤヤッコの激走で波乱の結末となったが、基本的には人気馬を中心に予想を組み立てたいレースといえる。伏兵を狙うなら関東勢が面白く、2022年のブレークアップ、2023年のハヤヤッコと関東馬が連勝中。データ的には関西馬優勢の舞台でも、地元勢が勢いを取り戻している。

世代別では4歳馬が過去10年で5勝と圧倒的な好成績を残しており、今年もその傾向を踏まえると中心は4歳勢。なかでも注目は、札幌日経賞を快勝したスティンガーグラス。前走で重賞級の持久力を示し、ここではルメール騎手が騎乗予定。目黒記念以来のコンビ復活で、待望の重賞初制覇を狙う。

続いて有力視されるのが、毎日王冠4着から臨むディマイザキッド。距離延長となる今回は未知数の部分もあるが、持ち前の末脚と岩田望来騎手の手腕で一発が期待できる。

また、ホーエリートも侮れない存在だ。目黒記念2着、オールカマー5着と重賞で安定した走りを続けており、再び戸崎圭太騎手とのコンビで挑む。唯一の懸念は牝馬という点で、過去10年で牝馬が一度も連対していないというデータが立ちはだかる。それでも、実績と安定感でそのジンクスを打ち破る可能性は十分にある。

一方で、セン馬勢はデータ上厳しい立場にある。日経賞と目黒記念を制した実績馬シュトルーヴェ、オクトーバーステークスを勝ったニシノレヴナント、さらに丹頂ステークスを逃げ切ったミステリーウェイなど実力馬は揃うが、過去の傾向から見ると苦戦は免れない。

データと実力、そして勢いが交錯する今年のアルゼンチン共和国杯。秋の東京芝2500メートルを制し、次なるステージへと駆け上がるのは果たしてどの馬か。新たな長距離王の誕生を予感させる注目の一戦となる。

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