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京都金杯(2026)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

2025/12/31 04:00
京都金杯(2026)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

新年一発目の西の重賞は古馬マイラーがしのぎを削る名物ハンデ戦「京都金杯」です。フルゲートのハンデ戦ということで例年混戦の金杯レースですが、どのような傾向があるのでしょうか?今回は過去10年間のデータをもとに京都金杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率低め、伏兵の激走多し

人気は「1番人気」と「3番人気」が2勝ずつを挙げており、連対数は「3番人気」が最多、3着内の回数は「2番人気」が最多となっています。「1番人気」は2勝、「2番人気」は0勝となっており、上位人気馬の勝率は低めです。下位人気を見ますと、「6~9番人気」が3着内5回と人気薄もほどよく絡んでいます。また、「10番人気以下」も勝利数こそ1勝のみですが2着2回、3着3回と2着までは穴馬もきます。3連系の馬券で勝負するなら人気薄は絡めておきたいところです。3連単で10万馬券以上は過去10年で3回と頻度としては多いわけではありませんが、2021年は二桁人気馬2頭が絡む大波乱となり、122万馬券が飛び出しました。やはり穴馬の選出は必須と言えそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 0 2 6
2番人気 0 2 3 5
3番人気 2 2 0 6
4番人気 1 2 0 7
5番人気 1 1 1 7
6~9番人気 3 1 1 35
10番人気以下~ 1 2 3 69
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 1
3.0~3.9倍 0 1 1 4
4.0~4.9倍 0 1 0 2
5.0~6.9倍 3 4 4 6
7.0~9.9倍 1 0 0 14
10.0~14.9倍 2 1 2 11
15.0~19.9倍 1 1 0 14
20.0~29.9倍 0 1 0 14
30.0~49.9倍 1 1 0 21
50.0~99.9倍 0 0 3 20
100.0倍以上 0 0 0 28
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2016 23,080 円 347,310 円
2017 1,390 円 11,040 円
2018 3,610 円 11,480 円
2019 2,530 円 98,580 円
2020 2,370 円 83,460 円
2021 24,740 円 1,228,010 円
2022 24,540 円 194,320 円
2023 4,370 円 24,480 円
2024 9,870 円 54,810 円
2025 12,060 円 69,740 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ランスオブカオス 3.5
2 ブエナオンダ 4.1
3 キープカルム 5.7
4 ガイアメンテ 10.2
5 ファーヴェント 14.2
6 ダノンエアズロック 17.8
7 ビップデイジー 21.2
8 リラボニート 23.4
9 トロヴァトーレ 29.9
10 クルゼイロドスル 33.5
11 ヤンキーバローズ 38.7
12 ラケマーダ 41.4
13 エアファンディタ 46.7
14 ホウオウラスカーズ 53.5
15 キョウエイブリッサ 58.8
16 ヤマニンサンパ 64.1
17 シンフォーエバー 68.9
18 マテンロウオリオン 77.5
19 マサノカナリア 85.9
20 セッション 108.5
21 コレペティトール 133.2
22 ショウナンアデイブ 176.7
23 ブランデーロック 208.8

■「外枠」が不振&「差し」がやや優勢

コースは京都の芝1600mを使用。2021~2023年と2025年は改修工事の影響で中京コースで開催。「枠」と「脚質」については京都の傾向に焦点を当て、京都で開催された2016~2020年と、2024年の過去6回分のデータをまとめました。

枠は「6枠」が最多の2勝を挙げており、連対数も最多です。3着内は「3枠」が最多となっています。「7枠」と「8枠」はいずれも0勝となっており、外枠が不振です。

脚質は「差し」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内も最多となっています。「先行」も好走数は少なくないので、「差し」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。ただ、「逃げ」は3着内が0回となっており、割り引いて良さそうです。 

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 0 9
2枠 1 0 1 9
3枠 1 1 2 7
4枠 1 0 2 9
5枠 0 0 1 11
6枠 2 1 0 9
7枠 0 1 0 14
8枠 0 2 0 15
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 6
先行 2 2 4 15
差し 3 4 2 34
追い込み 1 0 0 28

■ハンデはフラットな傾向

ハンデは、「53kg」と「58kg」が最多の2勝ずつを挙げており、連対数は「57kg」、3着内は「56kg」が最多となっています。比較的どのハンデ馬もまんべんなく好走しており、ハンデは比較的フラットな傾向です。馬体重の増減は、最多の7勝を挙げている「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
52kg 0 0 0 5
53kg 2 0 0 11
54kg 1 0 4 19
55kg 1 2 1 20
55.5kg 0 0 0 2
56kg 1 2 3 27
56.5kg 1 0 0 4
57kg 1 3 1 29
57.5kg 1 2 1 11
58kg 2 1 0 6
58.5kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 1 0 1
-9~-4kg 1 2 0 12
-3~+3kg 7 3 5 51
+4~+9kg 1 3 4 48
+10~+19kg 1 1 1 20
+20kg~ 0 0 0 3
今回減 3 4 1 28
同体重 1 1 1 15
今回増 6 5 8 92

■年齢はフラットな傾向

年齢は、「4・5・6歳」が3勝ずつを挙げており、連対数は「4歳」と「5歳」が最多タイ、3着内は「4歳」と「6歳」が最多タイとなっています。どの年齢馬もまんべんなく好走しており、年齢についてはフラットな目線で予想したいと思います。性別は7勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 3 3 28
5歳 3 3 2 31
6歳 3 2 4 38
7歳 0 1 0 26
8歳以上 1 1 1 12
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 7 9 8 113
牝馬 2 0 2 18
セン馬 1 1 0 4
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 3 2 2 31
栗東 7 8 8 104

■前走レースが「リゲルS」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「リゲルS」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「6着以下」だった馬が4勝を挙げており、掲示板外に敗れた馬の巻き返しが目立っています。前走着順が低い馬でも、好走の可能性は十分あると見て良いでしょう。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
リゲルステークス 4 0 2 18
関屋記念 2 0 0 1
富士ステークス 1 0 0 6
オーロカップ 1 0 0 5
元町ステークス 1 0 0 1
菊花賞 1 0 0 1
キャピタルステークス 0 3 1 15
マイルチャンピオンシップ 0 3 0 18
阪神カップ 0 1 1 9
チャレンジカップ 0 1 0 8
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 3 2 20
G2 1 1 1 27
G3 2 3 1 31
重賞 0 0 0 2
リステッド/オープン 5 3 4 48
3勝クラス 1 0 2 7
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 3 17
2着 0 0 1 4
3着 2 0 1 6
4着 0 1 1 9
5着 2 1 0 8
6~9着 2 4 2 31
10着以下~ 2 2 2 60
該当馬 前走がリゲルSだった馬
  • ランスオブカオス(1着)
  • ダノンエアズロック(3着)
  • キョウエイブリッサ(5着)
  • ヤンキーバローズ(9着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「岩田康誠」「武豊」「松山弘平」「川田将雅」の4名が2勝ずつを挙げており、極端に抜けて好成績を挙げている騎手はおりません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
岩田康誠 2 0 0 6
武豊 2 0 0 6
松山弘平 2 0 0 4
川田将雅 2 0 0 3
岩田望来 1 0 0 2
R.キング 1 0 0 0
福永祐一 0 3 0 2
浜中俊 0 2 0 4
幸英明 0 1 1 6
坂井瑠星 0 1 0 6
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