【有馬記念2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

グランプリレース「有馬記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダノンデサイル(牡4、安田翔伍厩舎)
12/24(水)栗東・坂路(重)4F55.3-3F40.9-2F26.7-1F13.5(馬なり)
安田調教師自らが手綱を握り、栗東坂路で単走。馬場が重く、時計がかかる時間帯ということで内容としては調整程度の軽めの内容。1週前にはCWコースで2頭併せを行い、6F81.6-1F11.3をマークして併入しました。前走のレース後に放馬し、外傷もありましたが、程度としては軽く問題はなさそうです。レコード決着後の反動もなさそうで、余裕のある動きで中間の精神面のバランスもしっかりと整えられてきている印象です。問題なく力は発揮できる状態にあると見て良いでしょう。
タスティエーラ(牡5、堀宣行厩舎)
12/24(水)美浦・W(良)6F80.9-5F64.2-4F49.9-3F35.6-1F11.8(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬エコロシードと2最新馬のミッキーファルコンを先行させ、前半から良いペースを刻みながら追走。ラスト3Fからさらにペースを上げていき、直線は最内に進路を取って中ミッキーファルコンに1馬身半、外エコロシードにクビ差先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、ここでも最後方から追走する形で最後に脚を伸ばし、6F81.1-1F11.6をマークして1頭に先着、もう1頭と併入しました。秋3戦目でも依然として意欲的に追われており、引き続き好調ムードを漂わせています。
ジャスティンパレス(牡6、杉山晴紀厩舎)
12/24(水)栗東・CW(重)4F53.6-3F38.2-1F11.8(馬なり)
栗東CWコースで単走。前半は折り合いに専念してゆったりと進め、リズム良いフットワーク。しまいも余裕十分の馬なりながらラスト1Fは11秒8の好時計でまとめてゴール。1週前は団野大成騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F83.0-1F11.5をマークして併入。近戦はこのCWコース単走で整えてくる調教パターンで安定して結果を出しており、今回も同様のパターンで順調に予定通りのメニューを消化してこれています。大きな上積みは感じられませんが、安定した精神面とデキの良さが感じられます。

